常盤御前 敵の平清盛に愛された波乱万丈の平安美人

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どうもそんべんです!
お盆ですね!そして実家に帰省してる人、旅行してる人
色んな過ごし方がありますよね~

今回も紹介します(*’ω’*)

読んでほしい人

▷自分の外見に自信がある人
▷美貌で人生が変わった人
▷美しさに妬みがある人

常盤御前

さてさてどんな人なんでしょうか?
時は平安時代、藤原道長が栄華を誇っていたころからだいたい
100年後くらいです。そろそろ武士たちが力をつけて台頭するような時代です。

源義経の母 常盤御前

常盤御前の出自は不明です。

1150年 13歳
近衛天皇の中宮藤原呈子(ふじわらていし)の雑仕女(ぞうしめ)の募集をかけます。もうそりゃドーンと国を挙げての美しい召使を選びにかけるんですよね。
応募してきた都の美女1000人をしぼる

また選んで
更にまた選んで
美しさ基準に残していく。
差今まで残ったのがあどけなさが残る美しき常盤御前

日本のミスコンはここが原点かも…!

1000人から選ばれるってもうかなりの美女でしょ!
スポンサーとかついてたらそれはそれで面白そうだけど(*‘ω‘ *)

1153年 16歳
宮中入りした常盤御前
そして
宮廷の警護を務めていた源氏のドン源義朝と出会います。
源義朝の側室になる

義朝の間に今若、乙若を出産
順調に楽しい家庭になるといいなあ

1156年 19歳 保元の乱がおこる
旦那の源義朝は後白河天皇側の主力
功績で出世します!
良かった良かった!

1159年 22歳牛若(源義経)生まれる
そう、常盤御前は源義経の母なんですよ!

ではこの時代に大きな出来事が起こるんですね…。
平治の乱 ここで源義朝は賊軍となるんですね
平清盛に討伐するも戦いに負ける。
家臣に裏切られて殺害される

おお、3年で何がこんな変わったんだ…。
ホント見通しが3年もつかないなんて…。

1160年 23歳雪の中を子ども三人を連れて逃げる。
伏見へ、宇治へ、大和へ

常盤御前は子供を守るため決断を迫られる。
平清盛が敵である源義朝の子どもに危害を与えるかもしれない…。
そこで都を脱出 行く当てあてもない
季節は冬 雪が吹き荒れる
牛若を懐に入れて歩く母、常盤御前
長男今若、次男乙若寒すぎて泣く泣きまくる。

泣くほど寒いって…!!!

この時代スマホもないし
ヒートテックもないし
それをめちゃめちゃ寒い中歩いてたんですよね…。

しばらく寺に隠れていた常盤御前たち
母 関屋が六波羅に捕らえられる。
そして拷問を受けていると聞き
たまらずに常盤御前は名乗り出てしまう。

私が常盤御前よ—-!!!!

時の権力者
平清盛は母子ともに斬るつもりでいた。
しかし美しい常盤御前をみて一目ぼれ。

1000人抜きの美貌はやはり強かった…!

平清盛と常盤御前の最後

常盤も最初は平清盛を拒否ムリ拒否ムリ拒否ムリだった。
だって追われてる原因この人じゃん!
母 関屋の説得で清盛に身を寄せることになるんですよね。

当時は強い男がモテた時代
勝者である平清盛に惹かれていく…。
まあ仕方がないことです…。
自分の身の上もあるしまあいっか…。
子供を救うため清盛にすがる

一説によると平清盛との間に娘が出来る
清盛との娘は右大臣藤原兼雅に仕える
廊の御方と呼ばれて過ごしたとか。
清盛の庇護を受けて幸せな人生をおくっためでたしめでたし

そして拒否しなかったかいもあって
子供たちは助命される

けど清盛は2年ほどで常盤御前にさめる
そして平清盛と別れた後は
そして上級貴族 大蔵卿一条長成に嫁ぐ。
能成(よししげ)が生まれる
1男1女生んだとか

その後も豪族の男と結ばれて子供をさずかり出産

一方で自分の子供たちは?
義朝の三人の子は安全な寺へ預けられる
牛若は山科の源氏にゆかりあるものに預けられます。

今若、乙若、→僧
牛若(源義経)→寺を抜け出して武士に
平家との戦いで活躍するんです

異母兄の源頼朝から仲たがい
平泉で殺害される
常盤御前も頼朝の部下に一時捕まるが
これ以降の常盤御前の消息がない

母として気になる息子 牛若丸つまり源義経
牛若丸を追って東国に下る途中に盗賊に襲われて殺害されるのです

常盤御前は『平治物語』『義経記』など物語に描かれているが
実像は…?

常盤御前の評価はまちまちですが
源義経を助けたことで平氏が滅びたという学者もいます。

関連書籍☆彡

常盤御前の生き方から学ぶ

美しくなりたい。自分だけの美しさではなく、他と比べて圧倒的な美しさ…。
1000人のトップになった常盤御前。常盤御前の場合、美しさで時の権力者である平清盛に好かれますが結局は数年で関係は破たんしてしまう。常盤御前の場合は美しさが自分の助けになりますが、逆に美しかったから、波乱万丈だったのかなとも思います。1000人のトップに選ばれなければ、常盤御前はふつうの名もない女性として一生を過ごしていたと思います。美しさが引き金になってこのような事態を起こしたのかもしれないですね。
私も綺麗になりたい、可愛くなりたいと思います。だけど美しさで自分の人生を良くも悪くも変わった人は常盤御前のようにたくさんいると思います。
もし常盤御前じゃなければ?
源義経が生まれなければ?
平家が滅亡しなければ?
こう考えていくと日本の歴史と美女は深く深く織り合わさってるのかもしれません。

ではでは
ちゃおちゃお🐾

参考文献:図説源平合戦人物伝/gakken
悪女たちの日本史 99の謎/「歴史の真相」研究会/㈱宝島社
お姫様図鑑/金の星社/ブレインナビ