ルクレツィア・ボルジア 権力欲の父に利用された一族のため結婚

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こんにちは、そんべんです( ´ ▽ ` )
今回は美しくも悲しい運命を生きた女性を紹介いたします

ルクレツィア・ボルジア

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出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルクレツィア・ボルジア

ユゴーの戯曲にも出てくる

映画『ボルジア家の毒殺』で知られています

強欲な父が教皇 ロドリゴ・ボルジア

1480年 枢機卿 ロドリゴ・ボルジアの娘として誕生
実はこの父がかなりの問題😱😱😱

そもそも聖職者なので結婚禁止なんですが
よそで関係をもち
私生児としてルクレツィアが生まれます
軍人のチェザーレと他兄一人、弟一人 男の子にかこまれた家族でした。

父ロドリゴのおじちゃんが教皇カトリウス3世に
そして権勢を高めていきます⭐

父ロドリゴも便乗して教皇になります⭐︎
教皇としての権力を高めるため
フランスとミラノ公国を結びつけようと策略

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出典https://www.sekainorekisi.com/history_tag/ヨーロッパ世界の形成と発展/

ミラノのプリンスと結婚

1493年 13歳
ジョバンニ.・スフォルツァと結婚させられます💐
旦那さんはミラノ公国の実力者の甥っこです
結婚式はヴァチカン宮殿で華々しい挙式
・゜゚・:.。..。.:・'(゚▽゚)’・:.。. .。.:・゜゚・

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雨上がりの夕方バチカン市国🇻🇦
めちゃ綺麗でした!2月に行ったので寒かったです…!

なぜか一年間の婚約期間を置くという条件付き
新婚なのにいきなり別居生活から始まります……..(´⊙ω⊙`)
え?え?ええええ?

1年後夫ジョバンニがルクレツィアを領地に引き連れようとします

けどけどけど
情勢が変わりフランス敗北弱体化に
この時フランスはまだ大国ではなくてまだまだ田舎な国🇫🇷🇫🇷

父ロドリゴは「え、ならこの結婚意味ないよね?離婚や!」😠😫😤
ってことでこの夫婦を離婚させます💔

実は先ほどの1年間の別居という条件は
父が決めたもので
いつでもルクレツィア・ボルジアを離婚できる状況にするため
夫に近づけないようにしました

ルクレツィア・ボルジアの商品価値を保つため
夫の身体的な理由で離婚させます💔

離婚と再婚とナポリ

今度はナポリ公国を教皇の味方にしたいため😏
ルクレツィア・ボルジアとアルフォンソダラゴーナと結婚

第二の旦那さんはナポリ公国の孫です
男児を出産

ナポリに行ってきた時
昔留学していた時のルームメイトがナポリの人でして
そんな彼女に会いにナポリへGO☆

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ナポリの地下鉄で有名な駅ぜひ行ってみてください
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1500年 20歳 第二の夫は刺客に襲われ
これは義兄チェザーレの仕業だと思い
逆襲を図るも失敗
怪我の療養中に殺害されます😕😱

ルクレツィア・ボルジア悲しさで胸が張り裂けそう
.°(ಗдಗ。)°.

鬼のような父は
イタリア北部のアンドブァを教皇領にするため

1502年 22歳
ルクレツィア・ボルジアとフェラーラのアルフォンソ•デステと再々婚させます(´⊙ω⊙`)💒

最初、第3の旦那さんはルクレツィア・ボルジアとの結婚をしぶってますが(><)
会ってみて意気投合したみたい
そして子供も7人うまれます👦👦👦
ボルジア家絶好調⭐⭐︎

しかしそんな日々がほんとに長く続くのでしょうか?

1503年 23歳
父と兄チェザーレがローマのパーティに出席

その6日後
高熱と激しい嘔吐に襲われる🤮🤢🤧
日頃の行いが悪すぎたのか
それとも食中毒か分かりませんが

父はそのまま死去
兄はなんとか回復

この時ボルジア家のライバル ユリウス2世が教皇になります
あ、やばいぞ、ボルジア家🤢🤢🤢🤢

1504年 24歳
ユリウスは兄を逮捕監禁
でも軍人の兄なので脱出成功( ✌︎’ω’)✌︎

1507年 27歳
しかし逃亡先が反乱中、鎮圧に参加して戦死
軍人の血が騒いだんでしょうね…😵

その後ルクレツィア・ボルジアの人生は?🤔🤔🤔

後世は
教育と慈善事業
芸術家や文学者を集めてサロンを開く
などの活動に力をいれたとのこと

1519年 39歳
産褥により死去

関連書籍☆彡

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ルクレツィア・ボルジアの生き方から学ぶ

離婚させられた夫が腹いせに
ルクレツィアの悪口をいいまくり
父と兄、 家の繁栄のために
再三結婚と離婚をさせられたルクレツィア・ボルジア
嫌という権利すらなかったのかなぁと察します

500年以上前の結婚感覚は
家と家同士の結びつきが顕著に現れてますよね
現代は個人と個人の感覚がつよく
自由に相手、年齢、タイミングなど決めることが出来る権利を手にしたんだなぁと感じます
悪名高い彼女ですが

実は普通の文化的な女の子だったんだと思います^ ^
現代の結婚のあり方、結婚自体を
彼女ならどう思うのでしょうか?

ではでは
ちゃおちゃお🐾

参考文献: お姫様大図鑑/金の星社/ブレインナビ
「美女」と「悪女」大全/榎本秋/新人物往来社