結婚をしているけどなんだかさみしいな…。
愛情がないまま結婚したけどでよかったのかな?
という思いで結婚生活をパートナーと過ごしている人はいませんか?
パートナーに愛情を感じない結婚性活。
今の結婚生活に愛が枯渇していませんか?
同じ思いをした人は過去にもたくさんいました。
例えば、いわさきちひろです。
結婚生活が寂しく孤独だった20歳 いわさきちひろ
いわさきちひろと言えば、日本を代表する児童画家
独特センスで描く柔らかい子どものイラスト
私の母もいわさきちひろの絵が好きで、子どものころから印象にありました。
柔らかい温かみがある絵でほっこり~
そんないわさきちひろの結婚はどんな結婚だったんでしょうか?
いわさきちひろが結婚したのは1939年 20歳
(若い!!!!)
時代は中国と日本が戦争をし始めた頃です。
1937年夏から日本はどんどん大陸に赴き侵略を重ねます。
日本のムードとしては「日本は強いぞ!勝つぞ」と完全に戦争モードなんですね。
そんな戦争モードとは別にいわさきちひろは書道に、ピアノを弾いて過ごしていました。
(戦争なんて気にしない!)
いわさきちひろ自身は結婚したいというより、
親がいわさきちひろに結婚をさせたかったんですね。
この時代は個人の自由より家のための結婚でした。
今でこそ自由だし、結婚しなくてもいいけど
この時代は結婚が今より重要度がある。
いわさきちひろ本人の意思がない。
両親の意志100%のまま銀行員と結婚することに。
相手の銀行員はいわさきちひろのことが好きなんです。
いわさきちひろは気持ちを受け止めることが出来ないまま結婚。
そして愛情がないまま結婚し、中国大連で結婚生活をスタート。
中国も今みたいに発展しているわけでなく、しかも日本と戦争中。
表情も町全体も暗いんですよ…。
いやー、愛情なくてしかも外国で生活は辛い。
辛すぎていわさきちひろは大連でフィギュアスケートにはまる…
如何せん趣味は大切です!
塞いだ気持ちを紛らわしたくて、
お気に入りのロシア人街にも何度も行きました。
あまりに気持ちが耐えられず日本にいる妹にも中国大連に来てもらいました。
友達もいなければ、夫に愛情がない。
ストレスはたまりますよね。
心を開ける人がそばにいたら安心。
こんな結婚生活が続くと思いきや
マイナス20℃以下の大連の冬に
いわさきちひろの夫は自ら死を選ぶ結果に。
なんと…。
結婚生活は1年もたたないうちに終わりを迎えることに。
世の中は第二次世界大戦がはじまり、
いわさきちひろは20歳で結婚生活を終えて日本に戻ります。
(その後いわさきちひろは再婚します。)
そして日本に帰ってから、
いわさきちひろの才能が開花されていくんですよね。
寧ろここから いわさきちひろの人生がスタート
友達も家族も恋しかった結婚生活 いわさきちひろから学ぶ
結婚をしているけどなんだかさみしいな…。
愛情がないまま結婚したけどでよかったのかな?
そう思っていたのは、いわさきちひろも同じように感じていました。
とにかく孤独で、愛情もなくて、外国にいて、
今みたいにSkypeやラインで話せるような時代じゃありませんでした。
しかも対戦中の相手国に行くなんて現代と比べて何百倍も自由がなかったし、
愛情の枯渇や寂しさに耐えられなかったと思います。
しかも自分が辛い以上に夫が自殺を選ぶなんて。
夫婦とは何なのか。自分の責任だったのかなんかわかりません。
今以上に選べない時代に結婚したいわさきちひろ。
けど今の私たち現代人は家のために結婚という時代ではありません。
現代は結婚はほぼ個人の意志で行ってます。
結婚反対じゃないけど
愛情が無いなら、そもそも結婚しない選択肢もある。
現代人羨ましいよ、昔はそんなほぼ選べない。
拒否権することなんかほぼ出来ない。
そもそもなんで結婚にとらわれるの?
逃げれない状況で関係が冷え切っているんなら
寂しくてどうしようもないくらいなら
夢中になることにフォーカスを。
私が20歳 いわさきちひろなら、そう答えます。
ではでは
ちゃおちゃお🐾