フランセス・カー 16世紀昼ドラ顔負けの恋愛を牢屋でした悪女

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どうもそんべんです)^o^(
ゴールデンウィーク明け、これから徐々にアツさが本格化するので心配しております。
今回はそんなアツさを引き起こすような、昼ドラが好きな人にオススメ

フランセス・カー(サマセット伯爵夫人 フランセス)

さあ、どんな人だったんでしょうか?

イングランドにて裕福な家庭に生まれた女の子

1591年 イングランドの有力な裕福な貴族
サフォーク公トーマス・ハワードの娘として誕生

おめでとうございます㊗🍾㊗
さあどんな人生になってくんでしょうか?
ちなみにこの頃はエリザベス一世が活躍してた頃
スペイン🇪🇸の無敵艦隊にも勝ち、イギリスが、どんどん強く出る時代です。

1604年 13歳で結婚
おめでとうございます㊗🍾㊗
やっぱ結婚早いなぁ!今のところいい人生歩んでるじゃないですか( ˙³˙)

離婚と偽りの理由と

しばらく夫のロバートデブァルー(エセックス伯)と離れて暮らす
え?もう別居モードですか…。
は、早くないですか…。

事実上の夫婦生活を送らなかったみたいですよ。
えー、しかもしかも

身体的な理由にエックス伯との離婚を申し立てる。

なんかいきなり過ぎやしないか!
文献によるとこれは事実に反していたとか。
え、でもなんか展開がいきなり過ぎてなんなの!

実はフランセスは愛人の有力貴族
そう、サマセット伯ロバートカー
再婚をしたかったらしい!
やっぱなんか理由があるんですよね-_-b
いきなり過ぎると思ったもん!

1613年 22歳サマセットはバイセクシャルだった英国王ジェームズ一世のお気に入り
なのでフランセスの離婚成立

どっからこれをツッコミ入れればいいんだろうか。
とりあえず良かったね…!!!

エリザベス一世の時代が終わりまして、そして独身で世継ぎもいないのでスコットランド王が即位。
そうジェームズ1世

ちなみにジェームズ1世は

王権神授説を唱えて議会を無視
側近の商人に貿易独占権与える
これは新興の市民階級の抑圧につながります。
もちろん議会は抵抗

って感じの国王です。

毒殺事件とロンドン塔

フランセスの話に戻して
そしてこの再婚に反対してたサマセット伯のお友達
トーマス・オーヴァー・ベリ卿を夫妻が毒殺したとの騒ぎが。
これはオーヴァー・ベリ事件と言います。
うわー、まあ訳分からん展開に…!

でも裏では有力貴族とつながりを持ちたいハワード家の意志が働いていたという。

1615年 24歳フランセスサマセット伯は捕らえられ、ロンドン塔に幽閉されることに。

私もロンドン塔に行きました!
入場料が払えなかったので外から見てました。
なので本当に行っただけです!笑

そんな二人の獄中生活は?
身分の高い二人なので比較的緩やかな獄中暮らし
フランセスは獄中で娘出産
人間って産むとこも産まれるとこも選べないのか!なんだ獄中出産って!

1622年 31歳釈放
1932年 41歳死去

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フランセス・カー の生き方から学ぶ

好きな人がいる。でも結婚した相手とは一緒に居たくない。色んな欲望が渦巻いてるのがよく分かります。一緒になりたいけど、理由をどうしよう。ということで主に夫婦間で話されるような旦那の身体的理由で離婚するなんて…。夫の不名誉さが際立って可哀想。でもフランセスの人生見てると自分の欲望に素直に従っただけかなとも思います。そしてなんだかんだ一緒に居たかった人と仲良く獄中生活をして、愛する人の子どもまで産んだので、捕まって良かったような気がします。
牢屋を天国にするチカラがむしろ羨ましくも思うカップルですね。

ではでは
ちゃおちゃお🐾

参考文献:歴史を変えた「美女」と「悪女」大全/榎本秋/新人物往来社
タテから見る世界史/斎藤整/Gakken